Google Transitデータも更新しました。
Googleの予測データも、9月7日版に更新して、これも7日移動平均をEstimatedでプロットしてあります。
東京都の検査データは9月9日に更新されています。
検査の陽性率10.6 % 、(先週 15.8 %)
検査人数 10,752.7 人 (先週 13,118.9 人)
です。
図1が、9月7日版のGoogleの予測値と、東京都の感染者数、経路不明感染者数です。
行動制限率は、先週に続き、7日移動平均では、ー35%でほぼ、一定になりました。
今週は、感染者数の減少が続いています。
図2の入院患者数は増加から、減少に転じています。
まとめ
感染者数の減少速度は落ちていないので、Google予測のように、約500人まで、減少すると思われます。
しかし、図1を見ると、行動制限では、最近の感染者数は、説明できないように思われます。
単純にみれば、感染者数が多かった時期は、オリンピックとパラリンピックの時期に重なります。
陽性率は、1週間で、5ポイント下がりました。今までにない、減少速度です。
2021/09/08のニューズウィークで、西村カリン氏は、オリンピックの陽性率は、陽性でない人は、複数回検査し、陽性の人は、1回とカウントしているため、統計的に意味のある陽性率ではなかったといいます。
東京都のデータも同じエラーがある可能性もあります。
図2の入院患者数は減っていますが、これもよくわかりません。自宅待機者数のデータがないので、判断しがたいです。
米国やイスラエルでは、ワクチン接種がある程度広がった後で、感染が、再拡大しています。
日本もこれから、同じパターンになると思われます。
つまり、ワクチン接種率、行動制限では、説明できない感染拡大のパターンに移行すると考えるべきです。
そうなると、緊急事態宣言の効果は期待できないと思われます。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/09/post-97060.php
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NHK特設サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
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都内の最新感染動向
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
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Google Mobile Report
https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2021.9.11>2021-9-9 version.
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