9月第1週の東京都の感染者数のまとめ
9月の第1週も終わるので、今週の9月4日までの感染者データをまとめておきます。
Google Transitデータも更新しました。
Googleの予測データも、9月1日版に更新して、これも7日移動平均をEstimatedでプロットしてあります。
東京都の検査データは9月2日に更新されています。
2021年9月2日 の数値(7日間移動平均値をもとに算出)
検査の陽性率 15.8 %
検査人数 13,118.9 人
陽性率は、図2にものせています。
図1が、9月1日版のGoogleの予測値と、東京都の感染者数、経路不明感染者数です。
行動制限率は、7日移動平均では、ー35%でほぼ、一定になりました。
今週は、感染者数の減少が続いています。
図2に、11月1日からの東京都の経路不明率と陽性率を示します。経路不明率は58%くらいまで下がりました。一方、陽性率は、16%まで下がってきています。
図3に、感染者数の1週間前の同じ曜日との差を示しています。東京都が前週との比を使うようになったので、前週との減少比率(1week_ratio)もプロットしてあります。感染者数は減少しています。この行動制限率は移動平均ではなく、生の値で、日付は12日ずらしています。感染者の増加は止まっています。行動制限は上がってきています。
まとめ
東京都の感染者数は、減少に転じています。
陽性率も下がってきています。
どこまで、下がればよいのかという目標がないのも困りものですが、これは、毎回のことです。
図4と図5は、東京都のHPのコピーです。
図4の重症者数は減っていません。465 床に対して267 人と書かれています
図5の入院患者数は増加しています。6,117 床に対して、4,351 人と書かれています。
数字の上では、余裕があります。
しかし、グラフを見ると、増床ができると、順次埋まっていく感じです。
これを見ると、もはや、感染者数では判断できないと思われます。
「2021年8月版 新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」に、以下の数字が出ています。
毎度のことですが、この数字のエビデンスの根拠数字が怪しいので一応の参考までと思います。
個人IDのよるデータ管理が全くできていません。重症、死亡数は正しいとしても、感染者は、PCRが少ないので、怪しいです。
Q 日本では、これまでにどれくらいの人が新型コロナウイルス感染症と診断されていますか。
A 日本では、これまでに922,312人が新型コロナウイルス感染症と診断されており、これは全人口の 約0.7%に相当します。(2021/08/01)
Q 新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人や死亡する人はどれくらいですか。
A.
・重症化する人の割合は 約1.6%(50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%) ・死亡する人の割合は 約1.0%(50歳代以下で0.06%、60歳代以上で5.7%)
重症化300人として、1.6%であれば、分母は18750人です。
平均入院期間を考えれば、必要は病床数が出るはずですか、こうした計算根拠は公開されているのでしょうか。
https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf
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COVID-19 感染予測 (日本版)9月1日版
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NHK特設サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
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都内の最新感染動向
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
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Google Mobile Report
https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2021.9.4>2021-9-2version.
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