VRSの問題を取り上げてきましたが、2021/07/16の共同通信によれば、ワクチンの接種システムには、V-SYSとVRSがあるそうです。4月までは、V-SYSを使い、5月からは、VRSに切り替えているらしいです。
-
厚生労働省(V-SYS)接種実績4月
-
共同通信の記事には、2つのシステムの説明図がついています。
VRSは、自治体・医療機関が、内閣に報告するだけの一方通行のシステムです。
V-SYS、自治体・医療機関が、厚生労働省に希望量を報告し、厚生労働省がワクチンの配分を決定する双方向システムになっています。詳しくはわかりませんが、V-SYSの方がまだ、ましだった可能性があります。
また、2021/07/17の長崎新聞によると、「長崎大病院が医療従事者にアンケート」をして、ワクチンの副反応を調べたそうです。これは、「長崎大病院」の問題ではありませんが、VRSには、ワクチン接種の副反応のデータを収集する意図がなかったことになります。ワクチン接種の際には、副反応について書かれた注意書きを渡されますが、長崎新聞の記事を見る限り、注意書きにかかれた副反応の内容は、日本人に対するデータではないと思われます。
-
供給管理、2システム併存で混乱 ワクチン、統合で不足感解消へ 2021/07/16 共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/210e9f931e6026f597c64661c5715790cc2b1414
-
ワクチン副反応 1週間でほぼ解消 長崎大病院が医療従事者アンケート 2021/07/17 長崎新聞
https://nordot.app/788570195412205568
前の記事
次の記事
関連記事
2021/07/14