darktableでローカルコントラストを増やす方法のビデオ

9月18日にdarktableのフランスのサイトに、モノクロで、ローカルコントラストを増やす方法のビデオが追加されました。カラーをモノクロに変化する場合の処理方法で、ローカルコントラストモジュールを使う場合よりも、良い結果が得られます。説明はAurélien PIERREさんで英語です。

なお、最近の傾向では、英語の本家のサイトよりも、フランス語のサイトの方が情報量が多くなっています。

概要を紹介しようかとも思ったのですが、処理が非常に複雑なことと、モノクロ画像であることから見送ることにしました。

ここのところ、説明しているdarktable3.2.1の処理は、入門ですが、ビデオは上級の処理です。darrktableもエキスパートが使うと、どんなことができるのかがわかります。

You tubeにも連続で、darktableの解説を英語で公開している方がいますが、そうしたビデオとは異次元の使い方です。開発者の説明なので、開発者が何を目指しているかがわかります。

このビデオを見て、一般的に参考になる点は、詳細な処理には、マスクを使うべきであること、そのためには、モジュールの複製を使うべきことです。darktableにはレイヤーがありません。ペイントソフトでは、マスクはレイヤーごとに使い分けます。daktabkeのあるモジュールでマスクを使って、ローカル処理をすると、そのモジュールは、ローカル処理に独占されて、全体の処理ができなくなります。こうした場合には、モジュールの複製をつくって、ローカル処理のモジュールと全体処理のモジュールをわける必要があります。

こうした全体とローカルに分ける処理が多発する場合には、画像の劣化には目をつぶって、Gimpで処理することが効率的です。しかし、通常は少ないので、darktableで十分でしょう。

 

  • darktable live edit : dodging and burning to increase local contrast by Aurélien PIERRE

https://www.youtube.com/watch?v=fQmjKteAYt8&feature=youtu.be