5)カラーバランスモジュール
カラーバランスモジュールのガンマ補正の説明をします。
写真1のファクターが、ガンマの変更に対応します。
写真2のシャドウのファクターでは、ヒストグラムの左の位置の調整ができます。
写真3のハイライトのファクターでは、ヒストグラムの右の位置の調整ができます。
写真4のミッドトーンのファクターも、ヒストグラムの右(または左)の位置に連動します。なので、シャドウのファクターとハイライトのファクターだけで、ヒストグラムの左右の位置が決まるわけではありませんが、先に、ミッドトーンのガンマを調整して、そのあとで、シャドウのファクターとハイライトのファクターを調整すれば、白飛び、黒飛びを抑えて、ガンマを変更することが可能です。
これは使ってみると、非常に強力です。
逆に、露光を変更すると、ヒストグラムは、右または左に移動します。
ヒストグラムの左右に空きがある場合には、露光を調整することが進められますが、ヒストグラムの左右に空きがない場合には、露光を変更すると、白飛びまたは黒飛びが起こりますので、避けるべきです。