darktableによるJpegの編集(3)

5)カラーバランスモジュール

 

カラーバランスモジュールのガンマ補正の説明をします。

 

写真1のファクターが、ガンマの変更に対応します。

 

写真2のシャドウのファクターでは、ヒストグラムの左の位置の調整ができます。

 

写真3のハイライトのファクターでは、ヒストグラムの右の位置の調整ができます。

 

写真4のミッドトーンのファクターも、ヒストグラムの右(または左)の位置に連動します。なので、シャドウのファクターとハイライトのファクターだけで、ヒストグラムの左右の位置が決まるわけではありませんが、先に、ミッドトーンのガンマを調整して、そのあとで、シャドウのファクターとハイライトのファクターを調整すれば、白飛び、黒飛びを抑えて、ガンマを変更することが可能です。

 

これは使ってみると、非常に強力です。

 

逆に、露光を変更すると、ヒストグラムは、右または左に移動します。

 

ヒストグラムの左右に空きがある場合には、露光を調整することが進められますが、ヒストグラムの左右に空きがない場合には、露光を変更すると、白飛びまたは黒飛びが起こりますので、避けるべきです。

 

 

 

写真1

 

 

写真2

 

 

写真3

 

 

写真4