梅の花を撮る(2022年の17)

分かっていること、留意点を書きます。

花の撮影については、次のパターンがあります。

1)gardenの風景写真

2)数個の花の写真

3)マクロ写真

1)は、風景写真に準じます。

3)は、肉眼では見えない世界を描くことにポイントを置きます。

問題は、2)です。

問題点は、更に2つに分かれます。

2-1)画角の問題

換算50㎜の標準画角前後でも撮影できます。

しかし、この画角では、いつもの花と同じになってしまい、アングルを工夫しないと、訴える力が弱くなります。

換算70-200mmであれば、ちょっと見慣れない画角が演出できます。

2-2)花の構図

花1つですと、日の丸構図になります。

ひまわりのように、大きくて強い花であれば、日の丸構図もあり得ますが、梅の花は、弱いので、複数個の花を入れるべきです。

実は、梅の花で、2から3個の花が、綺麗な構図で並んでいることは稀です。

また、花が、高い場所にあると標準画角では、入らないので、望遠が有利です。

梅の花は、開花時期が長いですが、開いて時間が経つと、雄蕊が荒れてくるので、きれいな花は、開花して間もないものになります。

ボケを入れる場合には、太陽の位置を考える必要があります。

太陽は、高度が低い、朝か夕方が、ボケを入れやすいです。

これらの条件を満足する梅の花は、数か所しかないので、選抜に時間をかける必要があります。

八重や、花数の多い梅の花は、形が悪いこと、フレームに花が入りすぎる問題点があります。