梅の花を撮る(2022年の19)曇りと雨のあと

曇りと雨のあと

vic berardi氏が、野生の花の撮影方法を書いています。

そこでは、撮影にベストな日は、曇りの日で、雨上がりも良いと書かれています。

今回は、夜に雨が降った翌朝の写真です。

たしかに、花びらに水滴がついていて、見栄えがします。

マクロ撮影であれば、水滴を強調した写真も可能です。

写真1は、花1つに、つぼみの構図です、構図としては日の丸ではない点はよいと思いますが、焦点が、花ではなく、つぼみに合っている気がします。このような構図では、マニュアルフォーカスが必須です。 花びらには、水滴がついていますが、フォーカスが甘いので、効果がありません。

写真2も、焦点は、中央下の2つの小さい花に合っていて、その上の大きな花にあっていません。この写真は、構図にも無理があります。

写真3は、丸ボケをねらっています。このような構図では、背景の丸ボケに梅の花が重ならないようなアングルをとるべきです。

写真4も、丸ボケをねらっています。ここでは、花は立体的で、影が強く出ています。 ストロボを併用すべきとも思われますが、丸ボケと共存できないのであれば、ライトを使うべきです。

写真5は、中心に花に枝の影が出ていますので、今ひとつです。

写真6は、つぼみが上に多くあるので、構図が不安定です。

写真7は、花は小さいですが、形がきれいです。 梅の花は、大きさを狙わずに、開いたばかりの形の良いものを選ぶべきと思われます。

13 tips for better wildflower photography by steve and vic berardi

https://www.nextdayflyers.com/blog/wp-content/uploads/2010/12/8photonaturalist-13tips-wildflowers.pdf

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写真1

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写真2

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写真3

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写真4

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写真5

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写真6

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写真7