今のところ、犬を撮影するメインのレンズは、パナライカの25mF1.4(旧型)です。
オリンパスのE-PL6につけて、動いている犬を撮影すると、焦点が合わない写真をたくさんつくってしまいます。
対象が、動いていない場合には、問題はありません。
焦点モードは、犬が動くので、C-AFです。
OMD EM1 MarkIIに、焦点モードを、C-AFで、パナライカの25mF1.4を取り付けると、ギーギーと音が鳴りやまず、レンズが壊れそうになったので、この組合せで使うのは、中止していました。
パナライカの25mF1.4(旧型)は、絞りの羽根音がうるさいと書いている人はいますが、うるさいので、使うのを中断したという記事は見たことがありません。
それ以前に、マウントがあっているレンズを使えないという記事もみたことはありません。
しかし、実際に、マウントすると、トンデモない音がしたのです。
オリンパスのE-PL6に、オリンパスの25mmF1.8のレンズをつけても、ピンボケが生じる現象は、あまり、改善しませんでした。
そこで、思い直して、パナライカの25mmをオリンパスのOMD EM1 MarkIIに、再度、取り付けてみました。
今回は、その報告です。
前回の音がうるさかったときとの違いは、C-AFは、諦めて、S-AFにしたことです。S-AFであれば、焦点合わせが起動する時間が少ないので、音があまりしないだろうと考えました。
ただし、C-AFをS-AFに、切り替えていますから、焦点あわせの追従性が悪くなり、ピンボケになる可能性があります。
この組合せの写真は4枚載せています。
写真3は、写真4と比べると、目にピントがあっていません。
それ以外は、ピントの問題はないと思います。
E-PL6で焦点が合わなかったのは、コントラストフォーカスの限界が、あるいは、パナライカのレンズを使う場合には、C-AFではなく、S-AFを使うべきであったか、どちらかです。
OMD EM1 MarkIIにパナライカの25mmをつけた場合と、オリンパスのレンズをつけた場合と比べると、パナライカは、時々、焦点が合うのが、遅れることがあります。
OMD EM1 MarkIIのシャッターボタンは、かなり浅い位置でONになるので、普通はちょっと触れるだけなのですが、そこでは、シャッターが切れずに、ちょっと遅れて、さらに、シャッターを押したところで、シャッターが切れることが10枚に1枚くらいありました。
カメラの自動焦点には、S-CFとC-CFがあって、デフォルトでは、S-CFになっています。
その理由が、マニュアルには書いてありません。
動く被写体には、C-AFを、止まっている被写体には、S-AFを使えと書いてあるだけです。
電池の消耗を気にしなければ、止まっている物体に、C-AFを使っても問題がない気もします。それで、最近は、C-AFを多用しているのですが、電池消耗を別にしいても、C-AFはよいことばかりではないのかもしれません。恐らく、C-AFはピント合わせの精度が悪いので、明るいF値では、使わない方がよいのかも知れません。
なお、パナライカのレンズをつけた場合、E-PL6と比べると、OMD EM1 MarkIIの方が、色があっさりしている気もします。