焼き芋のフードフォト(1)

ここのところ、焼き芋の焼き方を説明するために、焼き芋の写真を撮っています。

写真1が、その一例ですが、反射が、強く、良い写真ではありません。

良い写真を撮るつもりはありませんが、もうすこし、ましな写真を撮りたいです。。

例えば、Adobeの「食べ物や料理の写真を美味しそうに見せる撮り」の一部を要約して紹介しますと、次のようになっています。


料理写真の現実

料理雑誌や本格的な料理本に載るようなプロの料理写真には、料理にメイクアップをするプロのフードスタイリストがついていて、食べものをスタイリングするために数多くのしかけをします。その結果食べものは有毒になり、食べられないのです。プロの写真撮影現場には、食べることができるものはほとんどありません。


つまり、フードフォトをまともに撮影するには、それなりの装備と覚悟が必要です。ですから、美味しそうな写真ではなく、見苦しくないレベルの写真を撮りたい訳です。

問題は、光源で、窓際の自然光(午前か午後で、正午を除く)がベストですが、焼き芋が焼きあがる時間が、ちょうどその時間になることはめったにありません。

プロが、雨傘くらいの大きなストロボライトをつかいますが、そこまで、おおげさには、したくありません。

ストロボを焚かないで、撮影するばあい、F1.4~2.8で、撮影すれば、光が少なくとも撮影できますが、センサーが大きいと被写体深度が浅すぎて、ボケてしまいます。

DSLで、何枚か、ピンボを作ったので、最近では、被写体深度の深いコンデジを使っていました。このカメラは、小さいので、台所専用にしていました。

写真1は、コンデジの写真です。ピンボケは、出ませんが、反射が耐えがたいです。

写真1では、カメラ付属のストロボを焚いています。

反射がきつかったので、ストロボの前に、ディフューザーになるようなものをつけてみましたが、結果はダメでした。

Food Photography Tipsは、DSLを使って、50mmの明るい単焦点レンズで撮影すべきと書いています。

そこで、オリンパスのPL-6に、パナライカの換算50㎜のいつも使っているレンズをつけて、Godoxのカメラより大きなストロボをつけて撮影してみました。

写真2が、その写真です。写真1よりは、良いと思います。

しかし、ストロボが大きすぎます。

PL-6には、おまけで、ミニストロボがついていることを思い出して、ミニストロボで撮影した写真が、写真3です。

これが、一番良いです。

反射は、なくなりませんが、これは、カメラの問題ではなく、お皿の問題であることがわかりました。反射しにくいお皿を選ぶ必要があります。

ミニストロボであれば、大抵のDSLについていますので、別の機種でも試してみたいと思います。

取り敢えず、コンデジからDSLに、乗り換える方向で、検討を進めたいと思います。

  • 食べ物や料理の写真を美味しそうに見せる撮り方 Adobe

https://www.adobe.com/jp/creativecloud/photography/discover/food-photography.html

  • Food Photography Tips

https://www.dishbydish.net/food-photography-tips-food-bloggers/

f:id:computer_philosopher:20211221233454j:plain
写真1 焼き芋の写真(ニコンコンデジP330)

f:id:computer_philosopher:20211221233520j:plain
写真2 焼き芋の写真(PL-6)

f:id:computer_philosopher:20211221233543j:plain
写真3 焼き芋の写真(PL-6)