プログラムオートが最強のモードかもしれない

デジタルカメラには、P(プログラムオート)、A(絞り優先)、S(シャッタースピード優先)、M(マニュアル)の4つのモードがついています。この4モードは、フィルムカメラのレガシーで、悪いインターフェースだと思いますが、今は、その点は、脇に置きます。ともかく、普通のデジタルカメラには、4モードがついているので、これを使うしかありません。プログラムオート以外に、各社が独自のオートモードを搭載していますが、規格が統一されていないので、RAWで撮影するには、事故多発で、使い物になりません。

一般に、入門書に書かれているモードの使い方は以下です。

  • 動きの速いものには、シャッター速度優先で、シャッター速度を小さくする。

  • シャープな風景を撮影する場合には、絞り優先で、F8にする。

  • ソフトがポートレートには、絞り優先は、一番大きな、開放絞りにする。

最後のF値はレンズによりますが、ズームレンズであれば、F2.8 が多くなります。

風景を連続して撮影する場合や、ポートレートを連続して撮影する場合には、これで、問題ありません。

カスタムモードのついているカメラでは

C1はポートレート用に、F2.8で、焦点は、AF-Cに、C2は、風景用に、F8.0で、焦点はAF-Sに設定しています。

問題は、C1とC2を頻繁に切り替える場合です。うっかりすると風景をF2.8で撮影したり、ポートレートをF8で撮影することになってしまいます。

写真1は、プログラムオートで撮影したものです。このレンズの開放F値は、1.4です。プログラムオートで、AF-Cにしておけば、とっさでも、何とか撮影できます。

こうしたことを考えると、まともなレンズであれば、F3.5 でもなんとかなるので、プログラムオートが最強ではないかと思います。

なお、先日は、サギが、近く飛んだのですが、C2モードで、シャッターが落ちず、写真1のように撮影できませんでした。

 

 

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写真1 換算50㎜ F3.5