Krita 5.0が、2021/12/23にリリース

darktable3.8のリリースが、クリスマスだったので、うっかりしていましたが、Kritaも、メジャーバージョンアップして、Krita 5.0になっていました。史上「最大かつもっとも重要な」アップデートらしいです。

darktableは、RAW現像ソフトとしては、非常に良くて来ていて、不満はあまりありませんが、ペイントソフトではないので、レイヤーをつかって、複数画像を組み合わせることはせきません。その目的に、併用するソフトとしては、次の3つが有望です。

1)Gimp メジャーバージョンアップのv3.0は、デバッグ中で、開発版の2.99が公開。

2)Krita 2021/12/23に。v5.0に、メジャーバージョンアップ。

3)Inkscape 2021/09/27に、 v1.1.1にバージョンアップ。

写真編集機能が充実している点では、Gimpに軍配があがります。

Gimpの課題は、次の3点です。

1)GTK 3ベースのv3.0がまだ正式リーリースされていない。ちなみに、最新は、GTK 4です。

2)インターフェースは、以前よりかなり整理されたとはいえ、煩雑です。

3)RGBの混色アルゴリズムが、darktableとは異なる。オーレリアンピエールさんは、混色のアルゴリズムが、darktableと同じ、Kritaを推奨しています。

Kritaの難点は、darktableで処理すれば、良いとは言うものの、写真の編集機能が皆無だということです。

darktableで、RAWをJpegに編集して、Kritaに転送したあとで、写真編集のし忘れに気づいても、Kritaの中では、編集できません。

この辺りが、不便です。

Inkscapeは、普通に考えると、あえて使う必要はありませんが、一部のフィルターが、秀逸なので、つかうことがあります。

いま、 darktableから、Kritaへの画像転送にJpegを使うべきでないことに気づきました。

途中まで、試したのですが、中途半端になったので、この問題は、別の回に整理することにします。