「拡散/シャープ化」のちょっと残念な話

pixls.usに、「DiffuseまたはSharpenの複数のインスタンスの順序に関する混乱」という記事が出ています。

話題は、「拡散またはシャープ」のパイプライン上の位置についてです。

その中で、オーレリアンピエールさんは、次のように、説明しています。

But frankly, if you have a sensor of more than 24 Mpx, you don’t even need demosaicing sharpening at all, AA filter or not, you will most likely export at 8 Mpx top, so every square block of 4 px will get squeezed into the same output pixel anyway.

「率直に言って、8 Mpxの上部でエクスポートする可能性が高いと、4pxのすべての正方形のブロックが圧縮されるので、AAフィルターを使うかどうかに関係なく、24 Mpxを超えるセンサーを使用している場合は、デモザイクシャープニングもまったく必要ありません」

ここで、AAフィルターといっているのは、Anti-Aliasing Filterアンチエイリアシングフィルターのことです。光学ローパスフィルタ（OLPF）と同じ働きをします。

AAフィルターなしは、ローパスレスのカメラの場合をさします。

つまり、拡散またはシャープは、24 Mpxを超えるセンサーを使用している場合は、効果がない場合も多いということになります。

トリミングした場合など、よくわからない点もありますが、「拡散またはシャープ」は、プリセットで、効果がない場合には、あまり、深追いしても、問題が解決（効果が発揮）するとは、限らないようです。