元の記事は以下にあります。
2021/01/03
予定通りであれば、2021年12月25日にはdarktable3.6が出るので、来年には、更に改訂が必要になると思われますが、とりあえず、古い記事をチェックして、修正、加筆を行っています。
darktableの何が良いのか
一番最初に、今回は、darktableの良い点を実例で示します。
カメラ内のJpegを利用している人も多いと思います。筆者も10年くらい前までは、RAWは使っていませんでした。以下では、カメラ内のJpegとRAWは違うという例を示します。以下では、darktableの編集前の画像と編集後の画像を示します。編集前の画像とは、RAWを読み込んで、基本的な編集だけをした画像で、カメラ内のJpeg画像に相当します。これに対して、編集後の画像は、darktableの編集機能を一通り使った画像です。
失敗と思われていた画像が、蘇ります。なお、写真3と4は、走っている自動車の中からの撮影で、手前の画像が流れています。
darktable 3.6大きな特徴は、フィルミックRGBによる広いダイナミックレンジの再現とカラーキャリブレーションによるホワイトバランスを越えた色再現です。
ダイナミックレンジは、写真1から、写真6のような明暗の差が大きい場合と、写真7から写真10のような肌色の中間トーンの再現に効果を発揮します。
なお、人物の写真は、以下のデータを使っています。
FREE RAW PHOTOS FOR EDITING
https://www.signatureedits.com/free-raw-photos/
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