Win's Hill
Win's Hillは、万博記念公園駅前のビルです。
設計は、若栁建築事務所で、HPによれば次の様になっていまs。
所在地 つくば市島名2335 構造・規模 鉄骨造6階、PH1階 敷地面積 3000 m2 建築面積 1060.61 m2 延床面積 3538.19 m2 竣工 平成18年3月(2008年) 建築主 株式会社ユーストカークボヤ(代表取締役:久保谷勝彦) 最高高 12.97 m 施工期間 平成17年9月~平成18年2月 施工 株木建設株式会社
つくばエクスプレス(TX)万博記念公園駅のシンボルとなるべき建物として駅前ロータリーに隣接して建築された事務所ビルである。
外観は、ガラスとコンクリート・スチールの素材を生かし科学都市つくばを意識したデザインとなっている。また、高低差のある地形を有効利用した駐車場計画を実施し、建物の中に取り入れた。 1階には駅ロータリーに向かって地域に開放された茨城県の施設が入居し、つくばエクスプレス沿線開発の役割を担う。事務所空間としては奥行き15mの大きく快適なスペースとした。
ビルからみる北側の筑波山のシルエットがきれい。
平成19年 第20回茨城建築文化賞顕彰事業入選(主催:社団法人茨城県建築士事務所協会)
若栁建築事務所の写真をみると、建物の表面にきれいに空が写っています。
2008年の竣工直後は、空がよく写ったと思いますが、現在は、半分以上のアングルでは、周辺のビルが写ります。
「茨城県の施設」という部分は、県の土木事務所が入っています。
「つくばエクスプレス沿線開発の役割を担う」という部分は、分譲地の販売促進をしています。
結局、バブル前の沿線開発の夢から抜け出せなかったのではないかと気になります。
Win's Hillの単語の出典は、よくわかりませんでした。
「研究学園の生活」によると、 株式会社ユーストカークボヤは、研究学園駅の前にも、同じ名称のWin's Hillというビルを計画していたことがあるようですが、現在は、中止されています。
写真1は、標識です。建物では、歴史的建造物を除いて、このような標識がある例は少ないです。
写真2は、駅前のロータリーの反対側から見たWin's Hillです。左の三角屋根は交番です。
写真3は、ロータリーの中央で、正面から見たWin's Hillです。
右の丸い部分で分譲地の販売促進をしています。
若栁建築事務所の建築は、以下を紹介しています。デザインはきれいです。
柳橋小学校体育館と今回のWin's Hillが、当てはまりますが、周辺の経年変化に対して、風景が変化するときがあります。
2020/11/26
2020/10/17
2020/08/06
2020/07/31
2020/07/30
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Win's Hill 若栁建築事務所
http://wakayanagi.co.jp/works-b01.html
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研究学園駅南口にテナントビル予定地!2013/09/22 研究学園の生活
http://sciencecity.tsukuba.ch/e236807.html
http://sciencecity.tsukuba.ch/e315970.html
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2021/09/08
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