春日学園
春日学園は、正式名は「つくば市立春日学園義務教育学校」といいます。
Wikiによれば次の特徴があります。
つくば市立春日学園義務教育学校(つくばしりつかすががくえんぎむきょういくがっこう)は、茨城県つくば市春日二丁目にある、公立の義務教育学校。2016年(平成28年)3月31日まで法令上は春日小学校と春日中学校の名称で別組織となっていたが、開校当初より施設が小学校と中学校で完全に一体化しており、学校教育上も「春日学園」として1つの学校として運営されていた。(中略) つくば市では市内全域で小中一貫教育を実施しており、義務教育学校となる2016年(平成28年)4月までは、つくば市唯一の施設一体型の小中一貫校であった。
2020年現在、施設一体型の義務教育学校は、この春日学園の他に、秀峰筑波義務教育学校、学園の森義務教育学校、みどりの学園義務教育学校の3校がありますが、共に、2018年開校で、春日学園は2012年開校ですから、先行しています。つまり、つくば市内では、最初の施設一体型の小中一貫教育を行う学校になります。
2018年開校の3校は設計提案がコンペされていますので、恐らく、春日学園もコンペで設計者を決めていると思われます。
設計は、若栁建築事務所です。HPから設計意図を引用します。
つくば市初の小中一貫校として、地域の特色を活かした学園の実現を目指し、(1) 研究学園都市との連携も可能な教育環境、(2) 環境共生を体験しながら学べるエコスクール、(3) 沿線のまちづくりを先導する地域交流拠点をテーマとしました。 質の高い学習環境を創出するため、小中の特別教室を複合した教科メディアスペースを全学の交流空間となるスクールアベニューの中心に設置しています。 エコスクールとして建物の分棟化による日照・通風確保、太陽熱温水器や太陽光発電、雨水利用、地中熱利用(クール&ヒートチューブ)、燃料電池などを積極的に採用し、その効果を計測し発信できるようにしています。
●「第26回茨城県建築文化賞 土木部長賞」受賞
ガラスを多用した非常に明るい感じの建物に仕上がっている点に好感が持てます。
http://wakayanagi.co.jp/works-a08.html