コロナ対策の話を聞く人はいるのでしょうか

日曜日の朝にはラジオ(とテレビ)で「日曜討論」の番組を行っています。

昨日は、ワクチンの接種問題でした。

話は、注射の打ち手が不足しているので、医師だけでなく、歯科医にたのむとか、看護師にたのむという検討しているという内容でした。

筆者は、買い物に行く途中のラジオで聞いていただけなので、熱心な聞き手ではありません。

ただし、聞くに堪えないので、途中で、スイッチは切りました。

ワクチンの打ち手が必要になることは、1年以上前からわかっていたことです。1日も早くワクチンを打たなければ、助かる命も亡くなってしまいます。

番組はNHKでしたが、こうした番組を流す人は、聞く人の感情をどう考えているのでしょうか。

結局、1年間、国会答弁のように、実際には、何も進めていなくとも、鋭意努力していますという発言だけを繰り返してきた結果が現状のように思われます。

PCRの検査数も、ほとんど増えていません。

白黒をはっきりさせないグレーな発言を繰り返し、結果が、白になっても、黒になっても責任を取らない答弁は、かっては霞が関文学などと言われたこともあります。しかし、欧米では、こうしがグレーな発言は許容されません。コロナ被害のような場合には、問題を先送りにすれば、死者が増えるだけですから、グレーな発言は、犯罪だといえます。

これは、企業経営でも、同じで、問題を先送りすれば、競合企業との競争に負けて会社はつぶれてしまいます。

グレーな発言を聞いてもらえると思っているのは、官僚、政治家、マスコミだけのような気がします。