科学万博記念公園のアヤメ~つくば市とその周辺の風景写真案内(422)

科学万博記念公園のアヤメ

科学万博記念公園にアヤメ園があるというので、いってみました。

写真1と写真2は同じアヤメを違う角度で撮影したものです。これがすべてです。

写真3は、花の大写しです。

「アヤメの仲間の見分け方」には次のように書かれています。


アヤメ 花の付け根のところに網目状の模様があります。(咲き始め:5月上旬頃)

花菖蒲 花の付け根のところに黄色い模様(筋)があります。(咲き始め:5月下旬頃)

カキツバタ 花の付け根のところに白い模様(筋)があります。(咲き始め:5月中旬頃)


これからすると、写真3は、ハナショブにみえます。

適地は、いかでした。

アヤメ 乾燥したところ

ハナショウブ 半乾湿地

カキツバタ 水の中

 

これだけという声が聞えてきそうですが、実はこれでも、かつらぎ公園よりは、良いです。

かつらぎ公園はあとで紹介しましょう。

「【2021年度版】茨城のあやめ・花しょうぶスポット4選!」を見ますと、次のようになっていて、水郷潮来あやめ園は、本数が2桁違います。

  1. 水郷潮来あやめ園 (潮来市) 300〜500万本 (500種)1.3ha

  2. 西山の里 桃源 (常陸太田市) 15,000 本(15種)0.8ha

  3. 馬渡はにわ公園 (ひたちなか市 )20,000本(200種)0.25ha

  4. 観光アヤメ園 (牛久市 20,000本(200種) 0.8ha

一方、「乙戸水生植物園」は計画上は、約1.4haの敷地内には約800品種10万本(800種)の花菖蒲を考えていたようです。乙戸水生植物園は洪水調整池なので、中央の池には、花菖蒲を植えられませんので、実際の広さは、狭いと思われます。現状では、乙戸沼公園側には、花菖蒲が植えられていますが、反対側は放棄されています。おそらく、全面積を維持管理する費用が捻出できないためと思われます。ただし、花が少ないだけで規模としては、十分大きいです。また、この数字には、今は全滅した乙戸沼公園の花菖蒲は含まれていません。両方合わせれば、数字の上では、水郷潮来あやめ園に匹敵すると思われます。現在の乙戸沼公園にも花菖蒲らしい植物は残っていますが、つぼみはついていません。

 

  • 【2021年度版】茨城のあやめ・花しょうぶスポット4選!

https://ibamemo.com/2019/07/08/ayame_hanashobu/

  • アヤメの仲間の見分け方

http://www.ushikukankou.com/page/spot/ayameen.html

 

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写真1 アヤメ園

 

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写真2 アヤメ園

 

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写真3 アヤメ園