google documentとone drive

One drive+Typoraから、一部の執筆を、google documentに引っ越しました。その状況説明です。


ブログの原稿を作成するのに、いままで、Markdownエディタ(Typora)とOne Driveを使っていました。

しかし、OneDriveには、次の問題点があります。

クラウドのデータ更新が遅く、しばしばマージエラーが発生して、最新ファイルが2つできてしまう。これを訂正するのは大変です。実は半分くらいは、訂正の必要がないケースなのですが、ファイルが2つできると、精神的によくありません。

開発環境は、ディスクトップwindowsで、他にノートPCとiPad Proを使っています。基本的には、ヘビーな開発環境が好きなので、iPad Proには、キーボードをつけています。その結果、iPad Proの重量は、ノートPCより重くなり、どこがタブレットかわからなくなっています。

iPadがあるので、OneDrive以外のクラウドとしては、iCloudも使えますが、これは、Windowsから使うと、悲惨な状況になり、お薦めできません。

iOSWindowsを共用するのであれば、Google driveがおそらくベストでしょう。

しかし、iPadでも、キーボードで、文章を書きたいので、今回は、google documentを試してみました。今まで使ってなかった理由は、Word互換に魅力がなかったからです。Markdownが軽いし、移植性も高いので、Wordは避けていました。今回、試した結果、次のことがわかりました。

Markdown=>Google Documentは、コピペで簡単に、見出しも含めて、移植できます。

逆は、コピペではだめですが、ファイルを経由すればできます。

Markdownには、見出しレベルの概念しかなく、同じ見出しレベルは、同じ大きさの文字で表示されます。この変更は、定義ファイルを書き換えればできますが、基本は、同じ見出しレベルは、同じ大きさの文字になっています。

一方、Wordは、見出しレベルと文字の大きさは独立しています。この点のどこが問題かということですが、次の2つの方法では、文字の大きさが変わってしまいます。

  • Typoraで見出しレベルを設定した文書を作成して、コピペで、Google Documentにうつす

  • Google Documentの文字を選択して、見出しレベルを設定する

Latexなどのマークアップに慣れていると、Word系のこの仕様は、かなり煩わしく感じられます。

また、それが、いままで、Markupを使ってきた理由です。

しかし、長い文章では、いつでも、どこでも、編集できるメリットが大きいので、取りあえず、一部はOne Driveから、Google Driveに移すことにしました。特に、iPadGoogle Driveアプリは優秀で、ノートPCや、ディスクトップと同じことができます。

Wikiでは、Google Driveは、作成したファイルをクラウド上にしか保存できないと書かれていますが、最新版は、ローカルドライブに保存して、ローカルで作業もできるようです。これは、もちろん、共同作業をしている場合には、お薦めできませんが、個人編集であれば、ありがたい機能です。