昨日、「Google Transitの行動制限率の変化とGoogle予測の今後の変化を注視する必要がある。1月20日以降の、Google予測は大きく変化する可能性がある。」と申し上げました。
Google Transitは、更新されていませんが、Google予測モデルは更新されました。
また、東京都の検査データも更新されました。
そこで、連日になりますが、Google予測モデルを中心に変化を見ておきます。
図1が、前回の1月4日版のGoogle予測モデル結果です。
図2が、今回の1月7日版のGoogle予測モデル結果です。
比較すれば、変化は次の2点になります。
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感染者数の増加速度は若干緩やかになってきている。
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1月4日版のモデルが、1月20日頃をピークに感染者数が減少に転ずるという予測であったが、1月7日版のモデルでは、。
図3と図4は、推定死亡者数のグラフは、若干増加していますが、大きな変化はありません。
図5は、東京都の経路不明率と陽性率の時系列変化で、依然として増え続けています。
まとめますと、現在の緊急事態宣言では、感染者数、死亡者数とも減少に転じさせるだけの力はないという予測になっています。
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COVID-19 感染予測 (日本版) 1月4日版1月7日版
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NHK特設サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
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都内の最新感染動向
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
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Google Mobile Report
https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2021.1.9>2021-1-7version.