エピメニデスのパラドックスと国会答弁

加藤勝信官房長官は12月25日の記者会見で、国会答弁における「虚偽」の定義に関し、「何をもって虚偽答弁というかは、必ずしも固定した定義が国会の中であるとは承知していない。使われる文脈によって判断されている」と述べた。加藤氏は例示として広辞苑を引きながら、「『真実でないこと、また真実のように見せかけること、嘘、偽り、空言』といった言葉が並んでいる」と紹介した。

それから、クレタ人は、『「何をもって虚偽答弁というかは、必ずしも固定した定義が国会の中であるとは承知していない。使われる文脈によって判断されている」、したがって、この官房長官の答弁が虚偽かどうかは、使われる文脈によって判断されている』といいましたとさ。

ロボット共和国のロボット官房長官がいいましたとさ。「私は嘘をつけない」