アステラス製薬つくば研究センター5号館・10号館
つくば研究センター新棟は、既存の研究棟に追加建築した複雑な構造でした。遊歩道を挟んで、反対側には、アステラス製薬つくば研究センター5号館・10号館があります。この場合も、同様に複雑です。
2011年にまず、5号館が建設されます。
その後、加島(大阪府)とつくばの研究機能を統合するため,既存棟(5号館)の外装と躯体を活かしながら内部を改修し,同時に新棟(10号館)を建設して一体利用とする増改築プロジェクトが行われます。
つまり、2015年に10号館の建設と5号館の修築がなされます。
図1が建物の配置図です。ピンクの部分が、実験室エリアです。グレーの部分が事務室エリアです。
2011年建設の5号館は、鹿島建設株式会社の水越裕、振木真紀、伊藤英信のデザインで、グッドデザイン賞を受賞しています。
写真1が5号館で、クリーム色の部分が事務室エリア、黒い部分が、実験室エリアです。
写真2は、手前に、事務室エリア(5号館)と事務室エリア(10号館)とその間の接続部分が見えます。
また、奥に、実験室エリア(10号館)が見えます。
写真3は10号館です。事務室エリアは曲線がきれいで、とても、あとから、半分をつないだとは思えません。
https://www.g-mark.org/award/describe/38032?token=PXhIixnkwv
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鹿島建設 5号館
https://www.kajima.co.jp/tech/kd/works/251/index.html?id=251&sort=year
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鹿島建設 5号館 内装
https://www.kajima.co.jp/tech/kd/works/162/index.html?id=162&sort=year
https://www.kajima.co.jp/news/digest/aug_2017/concept/index-j.html
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アステラス製薬つくば研究センター5号館・10号館 日本建築業連合会
https://www.nikkenren.com/kenchiku/sb/pdf/479/05-054.pdf