平沢官衙遺跡(ひらさわかんがいせき)は、奈良・平安時代の郡の正倉と推定される、地方官衙の代表的遺跡です。常陸国風土記に登場する11郡のうち、筑波郡の郡衙(郡役所)跡と考えられいる国指定史跡です。
筑波郡
簡単に、言えば、正倉院の田舎版のようです。建物は1997年から6年かけて復元されています。
写真1が全景です。
写真2は、白い建物と校倉の建物です。
建物は8世紀後半にあったと思われるものを復元しています。
そのころ既に瓦があったのですが、瓦が出土しなかったことから、復元に際して、屋根に瓦は使わなかったようです。瓦がないので、一見すると、とても古い時代にも見えますが、奈良時代です。
写真3は、遺跡からみた、筑波総合体育館です。この角度でこれだけ個性がある点は優れています。
https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/bunkazai/kuni/shiseki/12-18/12-18.html