アルバムを作る（3） - computer

前回、Power Pointで、アルバムのPDFを使りました。スマホやパソコン見る場合には、問題はありません。

印刷する場合には、事情はちょっと複雑です。

写真用紙に印刷する場合には、６ページでしたら、ＰＤＦサイズの2倍の用紙を使って、1枚目（６，１）、2枚目（２，３）、3枚目（４，５）のページ順で印刷します。（）内は、ページ番号です。ここで、1枚目を切り離して、半分にします。2枚目と3枚目は、半分に折ります。あとは。ページ順に張り合わせて出来上がりです。（６，１）が自動的に出来ない場合には、パワーポイントの段階で、最終頁の6ページを1ページの前に移動しておいた原稿を作ります。あるいは、紙が１枚無駄になりますが、より分かりやすい方法としては、最初のページの前と最後のページの後に、ブランクページを挿入します。
両面印刷可能な2倍サイズの紙に印刷する場合には、両面印刷したあとで、用紙を半分におって、中央で綴じます。ページのレイアウトは複雑です。総ページ数は、2のべき乗になり、４，８，１６，．．になります。８ページ（２倍サイズ用紙２枚）のレイアウトは以下です。１枚目表（８，１）、１枚目裏（２，７）、２枚目表（６，３）、２枚目裏（４，５）。

プリンターによっては、ドライバーが優秀で、これらに対応できる場合があります。例えば１．は、１枚に２ページの印刷の割り付けが可能なら、それで対応できます。しかし、プリンターの機能は、機種ごとに多様で、把握しきれませんので、以下は、使わない前提で説明を進めます。

推薦フリーソフトを紹介している「窓の杜」と「Portableapps.com」をあたってみました。

１．は、窓の杜の「pdf_as」で解決できます。ヘッダー、フッター設定で、何もつけないで加工すると、２ページが組になったPDFが作れます。(写真１、写真２）。

２．は、Portableapps.comの「PDF-XChangeEditorPortable 」で対応できます。（写真３，４，５，６）。写真５の画像が乱れているのはPowerPointのバグで、このソフトとは関係ありません。ここでは、余白が出ないように綴じしろをゼロにしています。