google documentで写真集が作れるか

写真集を作る場合には、レイアウトが難しくなります。google documentは優秀ですが、写真集の作成にはむいていません。


Typoraでmarkdownを使っていると便利な点は、写真の整理が、画像のリンクですむので、あまり重くならないことです。とはいえ、ある限度を超えると、ドラッグ・アンド・ドロップで、画像を張り付けるレスポンスが低下します。その場合には、ファイルを分割しています。

Wordを使っていて、最大の難点は、数式と画像です。数式は、LaTeXを使うのがベストですが、Typoraでも、大概のことができますので、普段は、これで十分でしょう。

Typoraに、画像を張って、画面で見ている分には、レイアウトは気にしなくともよいのですが、印刷すると1ページに画像が1枚だけ、といった悲惨なことが起こります。画像のサイズは、1つずつ設定できますが、レイアウトが固定できないので、作業効率は最悪になります。

Wordの画像機能は、レガシーを引きずっていて、1つ間違えると、張り付けた画像が行方不明になります。最近は、改善されているのかもしれませんが、昔、そのことで、懲りたので、最近は試していません。

写真1は、google documentの画像サイズ変更の例です。画像オプションのウインドウは開いたままで、選択画像を変更できます。これを見てしまうと、Markdownで画像のサイズを変更するのは、非効率なことがわかります。

ただし、編集をして、画像サイズを変えても、写真が多くある場合には、レイアウトがうまくいきません。

1ページに、写真を複数並べるには、次の方法がありますが、どちらも、見栄えが悪くなります。

  • おのおのの写真のサイズを小さくする

  • 余白を小さくして、印刷可能エリアを広げる

結局、パワーポイントか、Googleスライドを使った方がよさそうです。

あとで、試してみたいとおもいます。ただし、この形式にしてしまうと、WEBに載せる場合には、困難が生じます。いっそのこと、紙で印刷するレイアウトは考えずに、EPUBで電子出版という手もあります。

Google documentは、ファイルをEPUBに変換できます。

Wordには、EPUB変換機能はないようです。

Typoraも、pandocが組み込まれていて、EPUBに変換できます。ただし、画像の枚数の上限があるようで、一部の画像が変換されませんでした。

写真2は、前回申し上げました、Google documentでローカル作業をする場合のアドインのようです。インストールするか聞いてきましたので、入れてあります。CNTL+Vが使えるようになります。

写真3は、蛇足ですが、Google documentのクセについてです。見出し2は、文字列を選択して、それをレベル2の見出しにする機能です。これを、表示したままで、文字列をCNTL+Vでは張り込むと、張り込んだ文字は全て、見出し2のレベルになってしまいます。この部分は、使い終わったら、もとに戻しておく必要があります。

 

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写真1 google documentの画像サイズ変更

 

 

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写真2 Googleオフラインドキュメント

 

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写真3 google documentの貼り付けの注意