アカデミア幼稚園ログハウス(安田秀司記念講堂)
幼稚園のログハウスですが、フランス料理のグルマンさんが、ここで営業していますので、食事をとれば、ログハウスをみることができます。
グルマンさんは、40年前に天久保に開店し、その後、筑波学院大学の中に店舗を移転しました。2019年に筑波学院大学から撤退するにあたって、閉店の危機になりましたが、筑波大学生が中心になって、「グルマンをつくばに残そうプロジェクト」を起こして、クラウドファンディングによって移転費用を捻出して、現在の地に移りました。
レストランは、ログハウスの1階を借りて店舗にしています。ログハウスは1階がレストランで2階はギャラリーになっています。
つくば市内の古い民家も紹介してきましたが、筆者が知る限り、このログハウスはつくば市内で、もっとも太い丸太を多く用いた建物です。丸太はカナダからの輸入だそうです。
写真1に1階のレストランの部分を示します。広間と個室(写真1奥)に分かれていて、個室の中に2階のギャラリーにいく階段があります。
写真2は天井まで届く暖炉と煙突です。写真2の左の手摺の奥に、ギャラリーがあります。
写真3は2階のギャラリーから撮った写真です。ご覧のように2階には、回廊があります。写真正面の回廊の左側の1階が個室部分、右側の1階が広間部分になります。
写真4は、写真2の中央の回廊を1階部分から見上げたアングルです。ライトが扇風機にもなっています。
写真5はログハウスの外観です。向かって右が正面の入り口になります。丸太がふんだんに使われていることがわかります。
この建物は、デザインよりも、丸太の質感を楽しむ建物だと思います。これを見ると、古民家の丸太も霞んでしまいます。