Kritaを使ってみる(その2)
サンプル1が桜の写真で、この写真の空の部分を青空に入れかえたいのです。
この写真を読み込みますが、この写真は、D5300で撮影したもので、サイズが、6016x4016あります。
ですので、最初に、Kritaでこのサイズのテンプレートを準備してから読み込みます。
サンプル2は、空の部分を使う写真です。これもKritaに別のレイヤーとして読み込みます。
サンプル1から、空の部分だけのレイヤーを作って、サンプル1から、その部分を切り出して、後ろに、サンプル2のレイヤーを配置しました。結果がサンプル3です。
サンプル3では空にもがかかっています。これは、空のレイヤーがきれいに切り取れず、まだら模様いなっていたためと思われます。そこで、空の切り取りをやり直します。
サンプル4は、サンプル1と同じ画像ですが、空を切り取るために、darktableでコントラストを強くしました。この画像をKritaの別のレイヤーに読み込んで、空のマスクレイヤーを作りなおします。
サンプル5は、サンプル2にから、サンプル4を使って作成した空のマスクレイヤーでそらを切り取り、サンプル1に入れ替えたものです。空が青空になりました。これで空の入れ替えは完了です。
サンプル6は、Kritaで作成したJpegをdarktableで読み込んだものです。遠景の筑波山が明るく、不自然に見えます。
サンプル7は、カラーゾーンモジュールのパラメトリックマスクで、筑波山の部分を抽出するマスクを作成したところです。このマスクを使って、筑波山の部分の緑を濃くします。
サンプル8が完成した写真です。晴れた日の筑波山に大池の桜の写真ができました。