「黒い司法」というハリウッド映画を見てきました。
出典は次のノンフィクションのようです。
黒い司法――黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-9)
展開は予想通りです。
きれいな映像はありません。
カーチェースもありません。
基本、できるだけノンフィクションに近いつくりのフィクションと思われます。
「パラサイト」の評価でも、申し上げましたが、政府を批判する映画ができることは、社会の健全度の指標です。
コロナウィルスが問題になっていますが、中国は、問題外です。
日本で、FEMA(Federal Emergency Management Agency)ができないのは、国民が政府を信用していないからであるといわれます。最近でも、コロナウィルスについて、K大学の先生が、批判的な情報を流したら、問題が広がって、データを削除しています。統計学的に考えれば、絶対正しいことはないので、ともかく、色々な意見が併存することに価値があります。こうした映画が日本ではできにくいので、日本も、問題が多いと言えます。