梅が咲きました(6)~地域振興のためのスマホ写真活用(21)

スマホによる梅の構図

梅の構図について、以前に以下のようにかきました。


結局、今のところ構図は次の4つです。

  • 数本の梅の木の全景が入る梅林サイズ

  • 梅の花が1つ入る花サイズ(図鑑モード)

  • 梅の花が数個入る枝サイズ

  • マクロ撮影で、雄蕊が細かく見えるサイズ

梅の巨木はないようで、桜と違い、梅の木1本はなさそうです。


 

スマホの特徴は、レンズが比較的明るい、距離が寄れるので、マクロを撮影しやすいことにあります。ただし、繰り返しになりますが、ソニースマホの場合には、マクロでは、焦点が合いにくくなります。

そこで、「梅の花+梅林」「梅の枝+梅林」をいう構図を新たにチャレンジしてみることにしました。サンプル1がスマホでとった2つの構図の例です。サンプル1の左は枝バージョン、右が花バージョンになります。画像は。「RGBワークフロー」で補正してあります。

意図としては、「手前がくっきり、背景はきれいな色でボケる」がねらいです。

全体としては、なんとなくそれらしくなったのですが、決定的な問題に気が付きました。

梅の花の問題です。背景の梅林のボケを期待して、花が多い株を選びました。結果として、八重咲き系の梅になりました。ところが、八重咲系の梅の花は、姿がよくないのです。花ビラは大きいのですが、バランスがよくありません。

この問題を回避するために、背景は八重の梅を使い、手前は、別の姿のよい梅を使うべきでした。

 

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サンプル1

 

花曇り効果

花曇りという言葉があります。晴れの日と曇りの日をサンプル2で比較してみました。

やはり、晴れの日でないと色乗りがよくありません。

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サンプル2

 

忘れていた構図

梅が満開になって、花びらを入れる構図を忘れていたことに気づき、サンプル3を撮影しなおしてみました。

桜によるある構図です。

花びらが水面にういているとよりきれいですが、道路でも、それなりにきれいな構図になります。

 

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サンプル3