風景写真に明るいレンズは必要か(その6)~iPad pro

前回iPadの撮影テストをしたときに、デフォルトの動画モードがオンになっていたため、画素数が本来1200万画素のところを1/4の300万画素になっていました。ですから、一度、本来の1200万画素での比較をしたいと思っていました。

そこで、風景写真の比較シリーズにもiPad Proを登場させましたので、その結果の報告(パート2)です。

比較は、LP-6のキットズームレンズにしてみました。これは、F8では、どのレンズでも大きな差がなかったので、純正の組み合わせをつかったということになります。

これは前の写真を使いまわしているので、iPad Proと画角は一致しません。

なお、iPadで撮影したところ、1回のシャッターで画像が2枚でき、2番目の画像は、icloud上ではHDRと表示されていました。そこで、ノーマルとHDRの画像を示します。ただ、画像のサイズにはほとんど差はありません。

作例

 

Zuilo F8.0 1/500sec 15mm ISO200

オリンパスの全景です。

darktableのbasic adjustmentを自動でかけています。

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オリンパス 全景

 オリンパスの等倍です。

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オリンパス 等倍

 iPad F1.8 1/1626sec 3mm ISO 16

iPad Proノーマルの全景です。darktableにJpegを読みこんだままです。

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iPad Proノーマル 全景

 iPad Proノーマルの等倍です。

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iPad Proノーマル 等倍


 iPad F1.8 1/1626sec 3mm ISO 16

iPad ProHDRの全景です。

iPad Pro HDR 全景

iPad ProHDRの等倍です。

iPad Pro HDR 等倍


 

まとめ

前回のiPad Proの比較と同じ傾向です。前回よりは、若干色乗りが弱いように思われますが、不足しているということはありません。解像感はほぼ同じ傾向です。iPad Proが優れていると思います。特に、F1.8での解像感は優れていると思います。この明るさと画角では、レンズ交換式カメラを使うべき理由がはっきりしません。