MFTとは、何だったのか

弘経寺に、彼岸花の写真を撮りにいったら、カメラマンが大勢しました。

 

例によって、多数派は。キャノンのフルサイズですが、MFTのサブカメラを持っている人もいました。

 

フルサイズのカメラでも、中古であれば、ほどほどの価格で購入できます。

 

135㎜のフルサイズのポートレートレンズには、次があります。

EF135mm F2L USM
AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D
FE 135mm F1.8 GM
Milvus 2/135

 

ボケ量でいえば、MFTとAPS-Cが、フルサイズの135㎜を超えることはありません。

 

オリンパスの75㎜F1,8では、ボケ量は勝負になりません。

MFTの単焦点レンズを重い順に並べると以下になります。

なお、1㎏以上の望遠レンズはのぞいてあります。

 

MFTでオールラウンドのシステムを組むのは、馬鹿げています。

 

LUMIX GM5の愛用者は今もいます。

 

小さいことは正義です。

 

フルサイズとMFTのどちらが良いのではなくなく、フルサイズとMFTですみ分けた方が合理的です。

 

住み分けたの指南書を書いているHPはみたことがありません。

 

EF 135㎜F2.0は、750gあります。

EF 135㎜F2.0は、M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 305gの2倍を超えています。

とはいえ、75mm F1.8の305gもかなり重い部類になります。

 

しかし、75mm F1.8では、ボケませんので、フルサイズを使うべきです。

 

つまり、どこで住み分けるかという発想が必要と思われます。

 

この基準で考えると、MFTの単焦点の重く、高価なレンズを使うべではない。

フルサイズのカメラを使うべきだということになります。

 

これは言うまもなく、現在のMFTのビジネスモデルとは異なっています。

 

しかし、2009年頃のパナソニックのビジネスモデルでした。

 

そのころは、ミラーレスは、小型、安価、性能がよいという評判で破竹の勢いがありました。

 

その後、パナソニックは、性能を犠牲にした小型化に走って、行き詰ります。

 

パナソニックは、フルサイズのLマウントのカメラとレンズも出しているので、すみ分けを考えられる立場にいますが、コンセプトは不明です。

 

 

 

 

 

 

単焦点レンズの重さ

LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 425g

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO 410g

M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 410g

SIGMA 16mm F1.4 DC DN 395g

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO 390g

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO 335g

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 315g

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 305g

SIGMA 56mm F1.4 DC DN  265g