「OLMYPUS」ロゴの終わり

SankeiBizは、国内では「OLMYPUS」の名称が使えるのは、譲渡後一定期間だけと報道しましたが、在庫限りで「OLMYPUS」は終了するようです。

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II オリンパス版が生産終了して、OMSDのロゴのレンズに入れ替わったようです。

 

新ロゴになって、さくらやでは、35,640 円 が、43,560円に、22%値上げになっています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROも、在庫限りのようです。

 

他のレンズも値上げりになりそうです。

ロゴは変わっていませんが、月替わりで、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 は、kakaku.comの底値が7月の2500円から、8月に、27700円に、11%あがっています。

 

OMSDになってからの、新製品は、価格はあがっていますが、性能は一長一短で、手放しの評価にはなっていません。これで、旧製品の価格があがると、売れなくなることは間違いないと思います。

 

パナソニックは、G9IIが出るらしいですが、レンズ、カメラの新製品は、更新が停まっています。

 

パナソニックは、2008年10月にMFTのカメラDMC-G1を出してから、2013年11月21日に DMC-GM1を出すことまでは、小型路線を進んできましたが、それ以降は、大型、高価にシフトしているように見えます。

 

2010年頃までにだしたレンズは、安価で、小型で、性能が良く、優れていましたが、結局、リニューアルできていません。

 

次の3本は、価格とサイズを押さえて、高性能でが、リニューアルできていません。

 

LUMIX G 14mm/F2.5 II ASPH 2.6万円

LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH 2,7万円

LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH. H-H025 2.2万円

 

カメラのセンサーの進歩は2013年頃から止まっています。

 

交換レンズは、大型、高価、高性能にシフトしてしまいした。

 

つまり、小型、軽量、安価なMFTの新製品はなくなっています。

 

OMSDは、F4のズームレンズを揃えました。小型で性能はよいですが、価格が高すぎます。写りに関係しない金属の使用をやめて、プラスチックで、軽量化して、価格を下げるべきだったと思います。

 

パナソニックの初期の3本のレンズは、周辺が若干甘い欠点はありますが、小型、軽量、安価で十分な性能があります。

 

高性能の高価なレンズを持っている人が、大きさに閉口して、上記の3本に買い替えて満足している人もいます。

 

2010年頃には、安価なレンズに、非球面や異常分散などの高級素材を投入し始めていたのは、パナソニックだけでした。最近では、マウントの変更にともなって、CANONが、レンズのラインアップを入れ変えて、安価なレンズにも、高級素材を投入はじめています。価格も旧製品より3割くらい上がっていますが、性能の向上をみれば、納得できます。

既に、10年以上経過していますので、上記の3本のレンズについても、価格を3割くらいあげて、性能向上したレンズにリニューアルできて当然と思います。

 

MFTは、ユーーザー目線でなくなって、いよいよ終わりの気もしてきました。

 

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