AMAZON Prime dayに、2020MacBook Air Apple M1 Chipノートパソコンが11%引きででていました。ポイント15%がつけば、実質26%になります。
定価は、130,673 円なので、10万円くらいで買えます。
他のノートパソコンで、この価格で購入は難しいです。
RAMは、8MBで、普通に利用するのであれば、問題はありません。
2020MacBook Air Apple M1 Chipノートパソコンでdarktableが使えるかという基準で、調べてみましたが、相反する情報が多くて、結論としては、不明になりました。
その過程で、わかった留意点をメモしておきます。
1)darktableの開発チームは、基本的にLimuxを使っています。
これは、darktableが、Linuxでは、ベストなRAW現像ソフトであるためです。
したがって、WinodwsとMac版のデバッグは、Linux版に比べれば、不完全です。
2)これが一番大きな問題ですが、darktableは、Open CLを使えます。
マニュアルの記載は以下です。
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darktable で OpenCL を使用するには、PC に適切なグラフィック カードが搭載されており、必要なライブラリが適切に配置されている必要があります。NVIDIA と AMD の最新のグラフィック カードのほとんどは、OpenCL を完全にサポートしています。OpenCL コンパイラは通常、独自のグラフィックス ドライバの一部として出荷され、動的ライブラリとして使用されます。
速度の向上を除けば、CPU 処理と GPU 処理の結果に違いは見られないはずです。一部の丸め誤差を除いて、結果は同一になるように設計されています。何らかの理由で、darktable が GPU 計算を適切に完了できなかった場合、通常はその失敗を検出し、自動的に (そして透過的に) CPU 処理にフィードバックします。
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なお、インテルのOpen CL には、バグが多いようです。
MacOSは、Open CLを正式にはサポートしない方針です。
Open CL(GPU)を使わない場合、どこまでパフォーマンスが落ちるか、あるは、マニュアルで、Open CLを使えるようにした場合のパフォーマンスはどうなるかが、議論になっています。
これは、メモリー、バージョンの違いがあり、一概には、言えないようです。
Apple M1 Chipで動くという報告と、あまりうまく動かないという報告があります。
質問に答えているdarktableの開発チームは、もっぱら、Linux版をつかっていますので、回答は要を得ません。
結論は以下です。
MacBook Air Apple M1 Chipノートパソコンをお持ちでしたら、daktableを試してみる価値はありそうですが、darktableを動かすために、MacBook Air Apple M1 Chipノートパソコンを購入することはお薦めできません。
筆者は、サポートが十分とは言えないWindows版で、NVIDIAのOpen CLを使っています。大きな問題はありません。ただし、PCは、ディスクトップで、RAMは16GBです。以前は、8GBのNVIDIAなしのWindowsPCをつかっていました。darktableの古いバージョンであれば、それでも十分使えました。8GBのwindowsノートパソコンでも、darktable4.4は動くと思いますが、パフォーマンスには自信がありません。
事情は、Aurélien PierreさんのAnselの説明が分かり易いです。
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OSサポート
Ansel は Fedora で開発され、Ubuntu で厳しくテストされ、Windows でも十分にテストされています。
Mac OS と、程度は低いですが Windows には、Gtk をグラフィカル ツールキットとして使用することに起因する既知の GUI の問題があります。Gtk も Windows/Mac 開発者不足に悩まされているため、ここでできることはあまりありません。このプロジェクトをサポートして、これらの修正にさらに多くの工数を費やせるようにしてください。
Mac OS のサポートはアクティブではありません。主な理由は、Mac OS の継続的インテグレーション ボットが毎週のメンテナンス (予期せず壊れるため) を必要とする一方で、Darktable ユーザー ベースのわずか 4% しか Mac OS を実行していないことです。うまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれませんが、もしうまくいかないとしても、私は Mac ボックスを持っていないので、何も期待しないでください。いずれにせよ、Mac OS は OpenCL などを非推奨にしており、オープンソースとうまくやっていません。
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