RF28mm F2.8 STMの非球面レンズ

RF28mm F2.8 STMは、キヤノンのRFマウントの新しいパンケーキレンズです。

「RF28mm F2.8 STM」4.8万円

 

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EFマウントの時には、次のラインアップでした。

 

EF 40mm F2.8 STM 実勢価格:1万8,000円前後

非球面レンズ1枚使用

EF-M 22mm F2 STM 実勢価格:2万3,500円前後

非球面レンズ1枚使用

EF-S 24mm F2.8 STM 実勢価格:1万7,800円前後

非球面レンズ1枚使用

この3本は、安価で解像度が高いレンズです。

 

EF 40mm F2.8 STMとEF-M 22mm F2 STMは使っています。

 

標準レンズEF 50mmF1.8の後継は、次でした。

 

EF50mm F1.8 STM 実勢価格:1万6,000円前後

 

RF50mm F1.8 STM 実勢価格:2万8,000円前後

 

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このレンズでは、非球面レンズが1枚入っています。

 

旧型は非球面レンズは使っていません。

 

しかし、周辺の物理特性は悪いです。

 

RF28mm F2.8 STMは、非球面レンズが旧型より2枚多い、3枚入っています。

この3枚のレンズは、変態レンズです。

非球面レンズとはいっても、普通は丸く見えます。

 

この3枚のレンズはパンケーキのように曲がっています。

 

パナソニックは、非球面レンズを投入しても、レンズの価格が上がりませんでした。

 

逆にいうと、パナソニックの安価なレンズの性能は、価格と比べるととてもよいです。

 

キヤノンは従来は、安価なレンズには、非球面レンズをあまり投入してきませんでした。

 

4.8万円は、旧型の1万8,000円の3倍です。

 

最近は円安なので、国際価格で値上げしなくとも、RFマウントの新型2.8万円くらいになったはずです。

これに比べると+2万円です。非球面レンズ1枚1万円になります。

 

この非球面レンズはあまりに形がユニークです。

 

形を見れば、文字通り「非球面」です。

 

レンズ設計の常識が変わっているのかも知れません。