darktableとLightroomの比較(5)

6)順5/5:陰影を付け足す

最終回です。

アドビシステムズの説明

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写真に立体感を作っていくために覆い焼きツールと焼き込みツールを使い、部分的な領域を明るく、または暗くしていきます。画面の一部分だけに光が当たっているような演出をすることで、撮影時の印象に近い立体感を作ります。

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「覆い焼きツールと焼き込みツール」に相当するか、それ以上に強力なのは、トーンイコライザーです。このモジュールは、ゾーンシステムを実現していますので、処理は、ゾーン別に行われます。

「覆い焼きツールと焼き込みツール」のように、特定の部分を選んで処理しません。

どうしても、特定の部分を選んで、「覆い焼きツールと焼き込みツール」を使いたい場合には、トーンイコライザーの新しいインスタンスを作って、描画マスクと併用します。

経験的に言えば、90%はその必要はないと思います。

トーンイコライザーは余りに便利なので、「トーンイコライザーの新しいインスタンスを作って、描画マスクと併用」できることを忘れてしまいそうです。

 

アドビシステムのサンプル画像は、太陽の入った逆光画像でした。

フリーのRAWサンプルをさがしたのですが、類似の画像はありませんでした。

 

逆光ではありませんが、次回から、SIGNATURE   EDITSのフリーのサンプル画像をつかって、ここまでの処理を実演してみます。

 

SIGNATURE   EDITS free raw files

https://www.signatureedits.com/free-raw-photos/