ろくまる公園とななまる公園(1)~つくば市とその周辺の風景写真案内(773)

ろくまる公園とななまる公園(1)

今回は、ななまる公園を紹介します。

ななまる公園は、つくば駅の北西出口(A1)から340mの距離にあります。つくば駅に1番近い公園は、北東出口前(A2)の中央公園で、距離は20m、2番目は、南西出口(A5)から、320mのろくまる公園です。 ななまる公園は、3番目になります。

つくば駅からの距離は、ろくまる公園もななまる公園もほぼ同じですが、南側は、トナリエがありますので、人も多いです。

ろくまる公園は、トナリエからは直線で140mで、トナリエからもろくまる公園がみえます。

ろくまる公園のあるブロックは、「TSUKUBA TERRACE」が再開発を始めています。

「TSUKUBA TERRACE」さんは、HPで、次のように書いています。

2021年9月16日「TSUKUBA TERRACE」では、魅力ある 街づくりに貢献するため、隣接するろくまる公園などの リニューアルをつくば市とつくばまちなかデザインとの協働で 進める覚書に締結しました。

“魅力ある街づくり推進タイアップ”では、2021年12月下旬から、2022年1月末まで「ろくまる公園等に係る利用実態等アンケート」を募集いたしました。 ご協力いただき誠にありがとうございました。 公園のリニューアルに向けて、多くの皆様にいただいたご意見のもと、検討を進めて参ります。

敷地内に植えられた約46本の樹木を保全

土地の記憶を次代に継承する取り組み。


今回の記事は、最初は、ななまる公園を紹介する予定でしたが、ろくまる公園とななまる公園は似ていて、兄弟公園のようであること、公園を繋ぐ、ペデストリアンデッキに価値があることからセットで紹介します。

なお、ろくまる公園は改修されるようなので、間に合えば、改修前の状況を撮影したいと思います。

「TSUKUBA TERRACE」さんは、「敷地内に植えられた約46本の樹木を保全」するといっていますが、これができればすごいことだと思いまうす。

つくば都市建設の時期には、そこにあった林を保存する設計がいくつかなされました。

中央図書館、松代公園などです。

松代公園の松は、だいぶ、枯れてしまい、伐採されていますが、後継木は、植樹されていません。

並木地区の再開発では、樹木は、かなり切られています。

台風の被害があって、街路樹は、半分に間引かれています。

つくば駅周辺(旧研究学園地区)に比べて、研究学園駅、みどりの駅周辺は、木が少ないです。特に、公園のデザインをみれば、維持管理の大変な樹木は敬遠されて、本数が激減しています。

ろくまる公園のブロックよりも、ななまる公園のブロックにははるかに多くの木があります。

5月になると、ななまる公園では、ウグイスが鳴いています。

ろくまる公園でも、鳥のさえずりが聞こえます。

つくば市内では、ウグイスのなくところは沢山ありますが、つくば駅から350mという市の中心部にあることの価値は別格です。

米国の環境保全は、レイチェル・カーソンのころから、筋金入りで、最近では、GIS上に、様々な環境情報がデータベース化されています。データは、ボランティアがスマホのアプリを使って登録しています。

気象庁は、生物季節観測については、うぐいすの初鳴日 前線マップをだしていますが、データ密度が低くて、再開発計画には使えません。

写真1と2は、なままる公園です。

写真2は、吾妻小学校のサクラ並木から続く道です。

  • TSUKUBA TERRACE

https://www.sgr-sumai.jp/mansion/r-tsukuba320/position.html

うぐいすの初鳴日 前線マップ(リアルタイム/過去) http://agora.ex.nii.ac.jp/cps/weather/season/18/

写真1 ななまる公園

写真2 ななまる公園

写真3 吾妻小学校のサクラ並木から続く道