陸平貝塚公園(2)(美浦村)~つくば市とその周辺の風景写真案内(572)

陸平貝塚公園(2)(美浦村

今回は、美浦村文化財センター(別称 陸平研究所)の紹介です。

美浦村文化財センターのHPから、沿革を引用します。


《沿革》 美浦村文化財センターの前身は、村内の遺跡から出土した遺物の収蔵・整理施設であったプレハブ建物でした。そこには陸平貝塚などの発掘に参加する多くの学生や研究者が集まり、熱心に調査研究がおこわれたため、「陸平研究所」という看板が掲げられました。その後、陸平貝塚の保存と活用を進めるボランティアの方たちの活動拠点にもなり、そこからさまざまなイベントや体験事業が発信されるようになります。このようなソフト先行の文化財保護・活用活動は、「博物館はもう動いている」(博物館のような立派な施設も無いのに、活動は博物館以上におこなわれている)と評されることになります。 そして、以上の活動実績を受けて、平成16年にオープンしたのが現在の文化財センターです。収蔵室と整理室の他に、新たに陸平貝塚のガイダンスも兼ねた展示室と、体験室や、ボランティアの人たちが集える部屋も設けられました。別称として継承された「陸平研究所」という名前には、それまで関わった多くの人たちの熱い想いが込められています。


写真1が、美浦村文化財センター(陸平研究所)の外観です。主な施設は平屋の部分にあります。

写真2が、展示室です。1部屋だけです。

写真3が、上空から見た陸平貝塚です。この写真は、手振れしていますが、この写真が、貝塚の位置をわかりやすく示しているので、掲載します。

左上に隣接するゴルフ場がみえます。

貝塚の部分は、森の端です。これは、森の部分が島になっていて、貝塚より低い部分は海であったことを示しています。貝塚の間に、Y字型の道路が見えますが、交点の部分の近くに、美浦村文化財センターがあります。

写真4は、明治12年の調査の説明です。日本人によって、一番最初に調査されたからといって、貴重なものが出土する訳ではないので、この辺りの、取り扱いが難しいところです。

 

https://www.vill.miho.lg.jp/page/page003523.html

 

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写真1 美浦村文化財センター(陸平研究所)の外観

 

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写真2 美浦村文化財センター(陸平研究所)の展示室

 

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写真3 上空から見た陸平貝塚

 

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写真4 明治12年の調査の説明

 

 

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