クラウドスケープの効果とシナサワグルミの巨樹

シナサワグルミの巨樹は、「アリスの茶屋とシナサワグルミの巨樹~つくば市とその周辺の風景写真案内(330)」で紹介しています。写真5にその時の写真を示します。この時は、冬だったので、最近の写真とは次の2つの点が異なります。

2月頃には、どのように撮影しても、逆光気味の写真になってしまったのですが、4月も終わりになると、順光の良い写真が撮れます。

写真2は、晴天の日の雲のない日のシナサワグルミの巨樹です。

写真3は、晴天の日の雲のある日のシナサワグルミの巨樹です。

写真2でも、写真3でも、読み込んだ時の自動現像では、写真1のように、CCTが黒体になってしまいますので、day lightに変更してあります。

今日の話題は、写真2と写真3では、どちらが見栄えがするかという点です。

筆者は、写真3の方が良いと思います。このように、雲を風景写真で活用する方法をクラウドスケープと言います。この手法は、風景画家が、研究し尽くしている方法です。

写真4が、写真3のコントラストを更に強調したものです。darktableで編集する場合には、出来上がりのイメージを頭の中で描くことが必要になります。その場合には、典型的な風景画の名作をイメージする方法もあると考えられます。ここでは、風景画をイメージして編集しました。

写真4と写真5を比べると、シナサワグルミの巨樹の写真としては、写真4が優れていると思います。

補足:

写真5は、昨日検討した画像のリンクを張り付ける方法で、古い画像を使いまわしています。ただし、画像のタイトルは画像データとは別になります。写真1から4は、figure環境になっているので、そのかっこの中に、キャプションを入れれば、画像と、キャプションがセットになりますが、画像のリンクを張り付ける方法でできるデータは、構造が違います。もう少し、調べる必要があります。

 

https://computer-philosopher.hatenablog.com/entry/2021/02/27/000000_1

 

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写真1 カラーキャリブレーション

 

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写真2 シナサワグルミの巨樹

 

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写真3 シナサワグルミの巨樹

 

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写真4 シナサワグルミの巨樹

 

 

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         写真5 アリスの茶屋とシナサワグルミ