コロナウィルスと鳥インフルエンザ
昨日の日曜日は天気が良かったので、公園に犬を散歩に連れて行きました。天気のよい日曜日だったこともありますが、鳥の餌付けをする人が5グループ以上いてひどかったです。一応、餌付けは禁止の看板は出ているのですが、まったく無視されています。茨城県では、鳥インフルエンザが出ていますので、餌付けは危険で、禁止です。コロナウィルスも、動物経由のインフルエンザが変化して、できた可能性が指摘されています。公園内にプレハブの管理事務所はありますが、清掃を主な仕事にして、餌付け禁止までは手がまわっていないようです。
写真1は、白鳥の写真です。写真は、全て、トリミングしています。3羽の白鳥が一目散で離陸しています。これは、写真の右の方に、餌付けの人を発見したための行動で、自然界では撮れない写真です。
写真2は、白鳥の写真で、これも餌付けしている人の近くで撮影しています。換算350㎜です。鳥撮影の基本は、換算600㎜からともいわれますが、白鳥は大きいの300㎜でも撮影できます。この辺りのレンズが、鳥の撮影法の基本になっています。
鳥の撮影法の本には、庭に、餌の台を設置して、写真を撮れと書いてあるものもあります。確かに、鳥を大きく撮影するのであれば、餌付けは有効です。しかし、餌付けになれた動物は人間を恐れなくなり、食べ物を狙って、人間を襲うようになります。ですから、動物の写真には、常に倫理の問題が付きまといます。なお、写真2のレベルの望遠レンズを使えば、ちょっと、根気がいりますが、餌付けがなくとも撮影はできます。
公園に行くと、コロナウィルスで、行き場がなくなった人間が、公園で鳥の餌付けをして、鳥インフルエンザ拡大させている構図が見えます。1年前と比べると、餌付けをする人の数が1桁増えています。