ダイキン工業つくば研修所~つくば市とその周辺の風景写真案内(260)

ダイキン工業つくば研修所

ダイキン工業つくば研修所は、科学万博記念公園に隣接しています。この建物は、(株)日建設計が設計しています。この建物は、1990年11月1日にダイキン工業(株) MEC研究所 として開所しました。しかし、その後研究所の撤退に伴い、2006年10月1日から、ダイキン工業つくば研修所に衣替えして、現在に至っています。つまり、研究所は撤退しています。つくばの研究機関では撤退が相次いでいますが、ダイキン工業のように研究所を事務所などの他の目的施設に切り替えて残している場合も多くあります。こうした場合にはよほど注意していないと、研究所が撤退したことに気づきません。

ダイキン工業つくば研修所の隣には、アステラス製薬の研究所があり、その先には、NECのつくば研究所が2020年3月31日までありましたが、撤退して閉鎖されました。NECのつくば研究所の跡地には、物流施設「プロロジスパークつくば3」が建設されることがきまっており、11月に通りかかったときには、研究所の建物を壊していました。物流施設というと羽田行きのモノレールから見える倉庫の3階を大型トラックが走り回っているような物流施設を想像しがちですが、最近の物流施設は、従業員のアメニティ施設もついていて、かなり複雑な構造になっています。建築設計者の個人名が明記されることはありませんが、これも、時代を代表する建築なので、機会を見て、紹介したいと思います。

 

写真1が正面エントランスの風景です。エントランスは広く、余裕が感じられます。

写真2がサイドビューです。どちらから見ても、ドームが印象的です。

 

 

 

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写真1 ダイキン工業つくば研修所

 

 

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写真2 ダイキン工業つくば研修所

 

ダイキン工業 90年史

https://www.daikin.co.jp/corporate/overview/summary/history/company_history/