今回は、スタイルファイルとLUT3Dを使った例を示します。
写真1はsunny_ritchスタイルファイルを使った例です。このスタイルファイルは、カラールックアップテーブルとトーンカーブを使っています。今回の画像はホワイトバランスニュートラルから始めています。
写真1の紫色の夕日には違和感があったので、写真2では、ホワイトバランスを暖色系に振ってあります。夕日らしい色になりました。
写真3,4,5は公開されているLUT3Dのパラメータを使って、画像に変化を与えたものです。個別の説明は省略しますが、LUT3Dを使うと、表現の幅が劇的に広がることがわかります。LUT3Dを使ったことがなければ、この3枚の画像が同じRAWファイルから作られているとは思えないでしょう。
静止画のLUT3Dパラメータは現時点では、フィルムシミレーションが中心ですが、今後は利用の幅が広がっていくと思われます。