アフリカの料理のレシピは、2,3年前までは、ネットで検索しても、ヒットすることは少なかったです。
地中沿岸のモロッコは別格として、サハラ以南の国のレシピは、ほとんどヒットしませんでした。
サハラ以南でも、中国人、インド人、レバノン人がいれば、中華料理、インド料理、レバノン料理のレンストランがあるので、アフリカ料理よりも、そちらを好む駐在日本人も多くいます。
ところが、最近は、状況が変わって、アフリカ料理のレシピが、多くヒットするようになりました。
日本料理の英語本のレシピは人気がありますが、多くの著者は、アメリカ在住であり、日本に住んでいて、英語で日本料理の本を書いている人は、数えるほどしかいません。
日本の地方に行くと、自治体が中心になって、ローカルな料理のレシピを紹介していますが、英語は少なく、料理の写真も、ともかく写っているレベルの、美味しそうに見えるレベルになっていない場合も多いです。
カメラメーカーは、社会貢献になりますので、できれば、自治体のパンフレットの写真の改善に乗り出していただければと思います。
さて、話を、アフリカ料理に戻します。
これは、一例ですが、シフォカジ氏は、東ケープ州ムタタ郊外の小さな村、ツォロで育ちました。彼女はシングルマザーによって育てられました。その後、彼女はケープタウンに移住し、そこで家事労働者としての仕事を見つけました。
しかし、ユダヤ人家族の家事労働者として 14 年間働いた後、雇用主が彼女に料理コンテストへの出場を奨励したことで、シフォカジ氏の運命は変わりました。
彼女は2014年の「MasterChef」で最後の2人に残っただけでなく、現在は「Let's Eat With Siphokazi」という独自の料理番組を持っています。彼女は「My Little Black Recipe Book」というタイトルの料理本も出版しています。
料理の写真が、素晴らしいです。
これからは、アフリカ料理の時代になるかも知れません。