darktableのレンズ補正データには、lens funのデータに基づくレンズ補正データが使われています。
残念ながら、網羅されていないレンズもあるので、その場合には、類似のレンズデータをつかっています。
たとえば、EF-Mマウントでレンズデータがなくとも、EF-Sマウントの類似レンズのデータを使う方法です。
レンズが、darktableのレンズ補正データに載っている場合は、通常は問題がないのですが、時には、おかしなことがおこります。
SAMYANGの7.5mm F3.5 FISH-EYE(マイクロフォーサーズ)は、レンズ補正データに載っていますが、補正を使用すると、画面が消えてしまいます。
写真1は左が補正なし、右は、 SAMYANGの10mmのレンズの補正データを使っています。
7.5mm F3.5 FISH-EYEの補正データでは、画面表示がなくなりました。
よく見ると、写真2のように、このレンズでは、画角、絞り、距離をマニュアルで入力する必要があるようです。
写真3が、補正結果です。
確かに、魚眼の歪みはなくなっていますが、この画像を使うことはないと思われます。