パナソニックのMFTの自動焦点は、最近になって、やっと位相差に対応しています。
:nデジカメinfoで、パナソニックのカメラの問題点が論じられています。
AFの問題点の指摘が多いです。
特に、「動画のAF-Cがピント抜ける、ウォブリングするで実質使い物になりませんでした」という意見がおおくありました。
あとは、修理等サポート対応に問題があり、サポート体制の不備と修理費が高いことがあげられていました。
静止画のAFーCの問題点を指摘している人はいません。しかし、G9より前の入門機では、静止画にも、問題があります。
写真1から写真4が、入門機のLUMIX DC-GF7で撮影しています。
彼岸花ので、写真1と2が、42.5㎜F2.8、写真3と4が42.5㎜F2.0です。Pモードで撮影しています。
ここでは、彼岸花が、グラデーションでボケることをねらっています。
写真1から写真4を見ると焦点は、彼岸花以外にあっています。
コントラストFAでは、焦点はフレーム内のコントラストの強い所で決まります。
彼岸花は、フレームの中で、コントラストが弱いので、彼岸花に焦点があっていません。
入門機でFPは23点です。
しかし、問題は、23点が少ないことではなく、画面の中央よりコントラストの高い所に、焦点が引っ張られる点にあります。
つまり、中央1点フォーカスにした方がよかったと思われます。
カメラメーカーは、FPの数を競っていますが、オートモード以外では、タッチシャッターをつかわなければ、FPの多いことはメリットになりません。
通常、主題は、フレームの中央にあります。FPを増やしても、トラッキングしない限りは、フレームの中央に重点を置くべきです。
写真5と写真6では、DC-G9のiAモードで撮影しています。このモードでは、トラッキングをするので、AFの中抜けは起きていません。
写真1から写真4では、iAモードを使いませんでしたので、その点に問題があったのかも知れません。
入門用のカメラなiAモード以外では使うことを想定していない可能性があります。
しかし、各段に難しいシーンとも思えなったので、ちょっと、がっかりでした。
難しい、シーンであれば、G9を持ち出します。
DC-GF7は、簡単なシーンで軽量化したい場合に使っています。