カラーバランスRGBとバラの花

カラーバランスRGBのクロマ、バイブランス、サチュレーションの使い分けは、難しいです。

一方、花の撮影、特に赤い花の撮影では、色飽和が起こりやすいです。

写真1は、赤いバラの花ですが、色飽和を起こしています。

写真2では、クロマをさげて、バイブランスをあげています。

色飽和が解消しています。

写真3は、別のバラの花ですが、色飽和による白飛びを起こしています。

左半分には、Jpegのチェッカーをかけた画像をのせています。

写真4では、表示をヒストグラムから、ベクトルスコープに変更しています。

ここでは、画像全体に、Jpegのチェッカーをかけた画像をのせています。

クロマ、バイブランス、サチュレーションの使い分けに正解があるわけではありませんが、赤い花の場合には、色飽和が起こりやすく、クロマ、バイブランス、サチュレーションの違いが顕著に現れます。

このため、カラーバランスRGBの使い方をマスターする素材としては、赤いバラは、優れていると感じました。

 

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写真1

 

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写真2

 

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写真3

 

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写真4

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