Jo Stephen( ジョー・スティーブン)さんの写真(2)

 Jo Stephen( ジョー・スティーブン)さんの写真撮影の方法は以下です。

 

(1)花を見上げるアングルで撮影する。

(2)ICMで背景の写真を撮影する。

(3)(2)の上に(1)をオーバーレイする。

 

今回は、(2)のICM(Intentional Camera Movement)を扱います。

 

1)撮影方法

 

幾つかのポイントを引用してみます。

 

手ブレはオフ。

 

フォーカスはマニュアルが基本だが、オートフォーカスを使う人もいる。

 

 

シャッタースピード

 

ジョン・デクスター、 1/2 ~ 1.5 秒。

Eileen Sklon 、 1/8 秒から2 秒。

Kaisa Sirén 、 1 秒から最長 30 秒。

セリ・ハード、1/3秒からスタート。

 

ストラップを首に掛けると動きが制限され、カメラを使ったより大きなジェスチャーの動きが妨げられます。

カメラ専用のリスト ストラップを使用するか、ストラップを手に巻き付けます。

 

シャッター回数

1 時間で 300 枚以上。ともかく沢山撮影する。

ICM 画像は、自宅のコンピュータに保存したときよりも、カメラの LCD 画面で見たほうが常に良く見えることに注意してください。したがって、必要と思われるよりも多く作り、大部分を廃棄します。

通常、100 枚の画像のうち 1 〜 2 枚程度の画像が処理にまわります。

 

カメラの動かし方。

パンアクションでは、シャッターを押す前にカメラを動かし始める。

 

静止した被写体の場合、非常に長時間露光 (2 ~ 4 秒) することで「多重露光効果」を作り出すことができる。露出の最初の部分ではカメラを静止させ、2 番目の部分では振ったり、ズームしたり、ひねったり、渦を巻いたりして、鮮明で認識可能な被写体が流動性と動きで強化された画像を作成する。 

 

2)モーションブラー

 

画僧編集ソフトでは、モーションブラーをかけることができます。

 

写真1は、Gimpのモーションブラーです。

 

写真2は、カメラを動かしたICM写真です。

 

モーションブラーは、ずれ量を調できるメリットがあります。

 

とはいえ、ずれが単純になってしまって、十分な効果はでません。

 

実際に手持ちで撮影する必要があります。

 

 

引用文献

 

Intentional Camera Movement Photography

 

https://www.bhphotovideo.com/explora/photography/tips-and-solutions/intentional-camera-movement-photography-part-1-introduction

 

 

https://www.bhphotovideo.com/explora/photography/tips-and-solutions/intentional-camera-movement-photography-part-2-gear-and-technical

 

https://www.bhphotovideo.com/explora/photography/tips-and-solutions/intentional-camera-movement-photography-part-3-approach-subjects

 

 

写真1

 

 

写真2