パナソニックのカメラ戦略

パナソニックは、MFTとフルサイズのレンズ交換式カメラを発売しています。

 

MFTについては、2022年は、交換レンズの新製品を出していますが、カメラの新製品は出していません。

 

panasonic.jp

製品一覧をみると、「生産完了品」が明示されています。

これは、今までは、製造メーカーのHPにはなかったことなので、時代の変化を感じます。

 

www.bcnretail.com

BCNランキングをみるとMFTセンサーのカメラはオリンパスだけで、パナソニックは、下位にあります。

 

パナソニックのトップは、フルサイズの次の新製品です。


18位 パナソニック LUMIX DC-S5M2W ダブルレンズキット 

 

 

kakaku.com

kakaku.comのリストは、BCNと違って、カメラ店が中心になります。

 

パナソニックのトップは、フルサイズの次の新製品です。


46位 パナソニック LUMIX DC-S5M2W ダブルレンズキット 

 

販売数からみれば、問題外です。

 

ただし、動画特性をみれば、RAWで保存可能になっています。

 

つまり、動画については、技術進歩が速いです。

 

動画投稿サイトのフォーマットは、最新の動画フォーマットには、全く対応していません。

 

動画の技術は過渡期にあります。

 

パナソニックは、コンシューマーケットを重視していないように見えます。

 

とはいえ動画の技術については、SONYパナソニックに優位があります。

 

技術開発の方向としては間違っていない気もします。

 

なお、MFTは、マウントとして、将来がないという人も多いです。

 

しかし、換算200㎜以上の超望遠の世界では、現実的な機材の重量とコストで、鳥などを撮影できるのは、MFTだけです。

 

この部分は簡単には、なくならないと思われます。