(7)SONY(1)
RX-100でテストしています。
1)DRO(Dレンジオプテォマイザ)
写真1が、darktableのライトルームのプレビュー画面です。
これを見ると、DROは、RAWに影響を与えているように見えます。
写真2と写真3は、ダークルームで開いています。
シャッター速度が若干違いますが、誤差のうちです。
DROは、RAWには影響しないと思われます。
2)HDR
Jpegのみで、RAWには対応していません。
3)クリエイティブスタイル
次の4種類があります。
(1)スタンダード
(2)ビビッド
(3)ポートレイト
(4)ランドスケープ
RAWに対応しています。
フィルタ―に相当するので、直接RAWに関係しませんが、スタイルごとに、露光等の設定ができるので、設定変更すれば、RAWに反映されます。
4)ピクチャーエフェクト
RAWでは選択できません。
5)iauto+(プレミアムおまかせオート)
RAWに対応しています。
6)iauto(おまかせオート)
RAWに対応しています。
7)シーンモード
テストでは、Jpegになり、RAWにはありませんでした。
7-1)おまかせオートとの関係
「おまかせオート」と「プレミアムおまかせオート」の説明は以下です。
iauto(おまかせオート)
カメラまかせでシーン認識をして撮影したいとき
iauto+(プレミアムおまかせオート)
カメラまかせでシーン認識をして撮影したいとき、特
に暗いシーンや逆光のシーンをよりきれいに撮影し
たいとき
これから見ると、おまかせオートは、シーンモードを選択していることになり、シーンモードでは、RAW撮影ができないのに、「おまかせオート」と「プレミアムおまかせオート」では、RAW撮影ができるのは理不尽です。
7-2)カメラの違い
ニコンでは、シーンモードは、カメラによってRAW保存できる場合とできない場合がありました。
DSC-100のシーンモードには、以下の種類があります。
(ポートレート):背景をぼかして、人物を際立たせる。肌をやわらかに再現
する。
(スポーツ):高速なシャッタースピードで動く物が止まったように撮れる。
シャッターボタンを押し続けると連続撮影する。
(マクロ):花などに近づいて撮影する。
(風景):風景を手前から奥までくっきりと鮮やかな色で撮る。
(夕景):夕焼けや朝焼けなどの赤を美しく撮る。
(夜景):暗い雰囲気を損なわずに、夜景を撮る。
(手持ち夜景):三脚を使わずにノイズが少ない夜景を撮る。連写を行い、
画像を合成して被写体ブレや手ブレ、ノイズを軽減して記録する。
(夜景ポートレート):夜景を背景に手前の人物を撮る。
(人物ブレ軽減):室内で人物撮影する場合、フラッシュを使わずにブレを
軽減する。連写を行い、画像を合成して被写体ブレやノイズを軽減して記
録する。
(ペット):ペットを最適な設定で撮影する。
(料理):料理を明るく美味しそうに撮影する。
(打ち上げ花火):打ち上げ花火をきれいに撮影する。
(高感度):暗いところであっても、フラッシュを使わずにブレを軽減する。
動画撮影時は暗いシーンを明るく撮影する。
一方、A7IIIのマニュアルでは、シーンモードには、次の種類があります。
特に、Jpegに限るという説明はありません。
ポートレート:背景をぼかして、人物を際立たせる。肌をやわらかに再
現する。
スポーツ:高速なシャッタースピードで動く物が止まったように撮れる。
シャッターボタンを押し続けると連続撮影する。
マクロ:花や料理などに近づいて撮るときに適している。
風景:風景を手前から奥までくっきりと鮮やかな色で撮る。
夕景:夕焼けや朝焼けなどの赤を美しく撮る。
夜景:暗い雰囲気を損なわずに、夜景を撮る。
夜景ポートレート
結論:
A7IIIでは、RAW保存できる可能性が高いと思われます。
わからないことが多いので、SONY(1)と(1)をつけておきます。
シーンモードでは、スポーツのように、シャッター速度と露光を設定しますので、RAWに対応すべきですが、していない場合も多いようです。