M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは、オリンパスのMFTのマクロレンズです。
オリンパスのマクロレンズは、60mmG2.8と300mF3.5の2種類しかありませんので、安価なレンズですが、必要にして十分な性能があると思われます。
キャノンのEF-Mのマクロレンズでは色収差がなかったので、 30mm F3.5 Macroも色収差はないだろうと予測していました。
写真1が、30mm F3.5 Macroの等倍写真で、色収差が出ています。
ネイチャー系マクロ写真では開放で撮るとボケが大き過ぎるので、少し絞って使うという人もいます。
絞り開放で、色収差が出ても絞れば問題がないと思われます。
ただし、ポートレート用のレンズは、肌をきれいに見せるために、ボケに工夫しましすが、マクロの場合には、肌の毛穴もしっかり写ることを目指しますので、ボケを入れる必要はありません。
なので、マクロレンズが一番色収差の少ないレンズではないかと予想しましたが、そうとは言えないようです。
マクロレンズで、ボケを出す必要はないので、写真1をサンプルにする方がおかしいと言われれば、それまでではあります。