Tamu9のオリンパスの代替レンズ

 Jo Stephen( ジョー・スティーブン)さんという花の写真のカメラマンがいます。

 

 Jo Stephenさんは、機材を次の様に説明しています。

 

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私は古いソニーのA58を持っています。現在、使いすぎと愛着のせいで少し傷んでおり、背面スクリーンとオートフォーカスがほとんど機能しないため、カメラの使い方が制限されています。私はほとんどすべてをタムロン f2.8 90mm マクロ レンズで撮影していますが、f1.4絞りの古いヘリオスミノルタのレンズをいくつか所有しています。

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A58 2013年8月9日発売

 一眼レフ 画素数:2040万画素(総画素)/2010万画素(有効画素) 撮像素子:APS-C/23.2mm×15.4mm/CMOS 重量:492g

 

このカメラは、ボディ側がプラマウントで、プラマウントのボディはフィルムのEOS kiss以来のようです。プラマウントで問題はないと思いますが、プロ用の機材ではありません。

 

1)タム9

 

タムロン f2.8 90mm マクロ レンズは、タムキューと呼ばれていたレンズで、現在は、販売終了です。

ミラーレス用の後継レンズがでるのか、最近のタムロンは、高倍率ズームが中心商品なので後回しになっているのかは不明です。

 

 

最近のモデルは、3種類ですが、カメラの発売時期からすると(Model F017) と思われます。

 

SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) [ソニー用]2016年 8月25日 発売

SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004) [ソニー用]2013年 6月27日 発売 

SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E) (ソニー用)2004年 4月21日 発売 

 

 

www.tamron.com

 

このレンズは、最短撮影距離0.3m、長さ116.6mm (ソニー用)、マクロ撮影倍率1:1です。

MTFは、APS-Cの範囲であれば、ほぼフラットです。

 

2)代替レンズ

 

 Jo Stephenさんは、最近2020年に、オリンパスからカメラOMD E-M10 IIIの提供を受けています。

 

jostephen.photography

 

タム9に一番ハードのスペックの近いレンズは、M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROですが、これは2020年には発売されていません。

2020年販売中のマクロレンズは、M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 MacroとM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroの2本です。

 

この中では、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroがハードのスペックはタム9に近くなります。

 

このレンズのスペックは、最短撮影距離 0.19m、最大撮影倍率1.0倍(35mm判換算 2.0倍相当)です。

 

タム9と比べると、画角の90㎜が60㎜になっています。

最短撮影距離は、0.3mは。0.19mになっています。

 

最短撮影距離まで寄れれば、ボケ量の差はあまりないと思われます。

 

ところで、タム9の代わりにオリンパスが推奨したレンズは、45mm f1.8+ MCON P02 マクロンバータでした。

 

マクロコンバータは、入門者がマクロレンズの代わりに使うものとばかり思っていたので、これは意外でした。