1)露光のスポットマッピング
今回は、露光のスポットマッピングの説明をします。
ヒストリースタックのコピーでは、パラメータは画一的にコピーされます。
スポットマッピングを使うと、画像のサンプリングエリアで基準化してコピーできます。
写真1が、サンプル画像で、水色の枠で囲んだ、芝生の写真を使います。
写真2は、露光モジュールです。「spot exposure mapping」の下に、「spot mode」があります。このモードには、「measure」と「correction」の2種類があります。
最初にコピー元である基準画像を、ダークルームで開きます。
写真3のように、「spot mode」を「measure」モードにして、ピックアップをつかって、基準となる芝生のサンプリングエリアの露光を計測します。
次に、露光のパラメータをコピーする画像を、ダークルームで開きます。
写真4では、露光モジュールを開いて、「spot mode」を「correction」して、基準となる芝生のサンプリングエリアを設定して、露光を合わせます。
写真4と同じ作業を、露光のパラメータのコピー先の全ての画像で繰り返します。
写真5が、作業が完了した状態です。